ところで、お正月といえばおせち料理にお雑煮、黒豆や数の子…。日本のお正月にはたくさんの“縁起物”が並びますよね。
その中でも少し意外なのが「なまこ(海鼠)」。
「え?なまこをお正月に?」と思う方も多いかもしれませんが、実は一部の地域では伝統的なお正月食材として、なまこが食卓に上ることがあるのです。
🌊 なまこを食べる地域
特に宮城県、青森県、石川県などの沿岸地域では、なまこは冬の味覚として親しまれており、お正月にもよく登場します。
お刺身や酢の物、珍味としての「このわた」など、食べ方もさまざま。漁が解禁される冬場に合わせて、旬のなまこを味わう習慣が受け継がれてきました。
🎍 お正月になまこを食べる理由
① 縁起を担ぐ「締まりのよさ」
なまこのコリコリとした引き締まった食感から、「身が引き締まる」=「気持ちも引き締めて新年を迎える」という意味が込められることがあります。
武士の時代には、「一年のはじまりにふさわしい」として重宝されたという記録も。
② 長寿・健康を願って
なまこは低カロリーながら栄養価が高く、18種類のアミノ酸やコラーゲン、サポニンなどを含む“海の滋養強壮食”。
お正月に食べることで、「一年健康に過ごせますように」という長寿祈願**の意味が込められています。
③ 高級珍味「このわた」
なまこの内臓を塩漬けにした「このわた」は、日本三大珍味のひとつ。
贈答品や祝いの席で出されることも多く、まさにお正月にぴったりのごちそうです。
🍶 お酒との相性も抜群
なまこは酒の肴としても抜群。コリコリとした歯ごたえと、酢の物のさっぱり感が日本酒や焼酎にぴったりです。
正月のゆったりとした時間に、海の恵みを感じながら一杯…なんて素敵ですね。
✨ 現代の“なまこ”も進化中!
最近では、なまこのコラーゲンやセラミドに注目した美容ゼリーや石鹸などのスキンケア製品も登場し、なまこは“食べる”だけでなく“肌から取り入れる”存在にもなっています。
🐚 まとめ
お正月になまこを食べるという習慣は、ただの食文化ではなく、新年への願い・健康祈願・自然への感謝が込められた、奥深い日本の伝統です。
来年のお正月は、いつもと少し違う一品として
“なまこ”を加えてみてはいかがでしょうか?